湯治の現代集大成版!熱海「SOKI ATAMI」に漢方養生ステイプランが限定登場

今年の冬は予想通り寒い日が続いているため、温泉で養生したくてたまりません。ここ数日は、良い泉質の温泉で数日間のんびり逗留することを夢想しているくらい。

そこで取り上げるのは、“今どきの湯治”についてです。まず今回ご紹介するのは、熱海のオルタナティブな湯治宿「SOKI ATAMI(そき あたみ)」。一日3組限定で提供されている、漢方や養生コンテンツが充実したステイプラン情報もお伝えします。

そして次回は、都会の湯治サロン「ルフロ」をフューチャーしますので、そちらもお楽しみに。

2020年11月オープンの「SOKI ATAMI」

SOKI ATAMIは、熱海の奥座敷と呼ばれる熱海市小嵐町に2020年11月オープンした、全客室温泉付き全54室の宿です。SOKIとは、素(す)の器(うつわ)に由来。湯治場・温泉宿の本質的な価値や体験を再考することにより心身の養生を実現しています。

都会の喧騒を離れ、熱海湾をのぞむ緑豊かな自然の中でありのままの自分を取り戻せること間違いなし。湯治の現代集大成版がここにあります。

魅力的な温泉やサウナ、和漢を取り入れた食事

気になる温泉ですが、お部屋の温泉や大浴場は、弱アルカリ性で保温・保湿効果、美肌効果も期待できます。また、女湯では湯治の蒸気湯から着想を得たスチームサウナも楽しめますよ。

さらに、この宿のクオリティの高さを感じられるのが、和漢を取り入れた食事や香りです。地元の山海の幸を炭火焼きで味わえるほか、室内の香りや四季折々に移り変わる里庭の植物もが、心と体を整えてくれます。

漢方養生ステイプランが限定登場!

さて、よりスペシャルな漢方養生ステイプランが、2021年2月11日と3月4日の2日間限定、各日3組限定で用意されています。

話題の漢方家・杉本薬局の杉本格朗さんのカウンセリング体調に合わせたオリジナル薬草湯作りSOKIオリジナル薬膳鍋夕食養生御膳朝食という充実した内容。杉本さん監修のオリジナル薬膳鍋によって、五臓を補い1日の動と静のバランスが整えられます。

また、この「薬膳小鍋」は、1月18日~3月20日の間に2食付きのプランで宿泊するお客さまにも提供されます。

杉本格朗さんは、アート活動を経て、鎌倉市の大船駅近くにある稼業の杉本薬局を受け継いだ、3代目店主。漢方をより身近に感じてもらうための活動として、お茶や薬膳スープなどセンスある漢方商品の開発をしていることで、最初に私は知りました。アートや食のメディアなどでもここ数年よく見かけます。漢方の生薬を使った染め物や、心と体のつながりを伝えるワークショップなど、さまざまな形で漢方のある暮らしを幅広く提案。著書「こころ漢方」もなかなかに素敵な杉本さんのことは、また改めて記事にしたいと思っています。

<SOKI ATAMI(そき あたみ)>
所在地:静岡県熱海市小嵐町4番36号
ホームページ:www.so-ki.jp

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