キャンピングカーやローカル列車を利用!ちょっと変わった「ワーケーションプラン」3選

かまるに妹分ルカ子が気になる情報をお届けします!

1都3県でまた緊急事態宣言が発令される中、リモートワークを推奨する企業がますます増えていきそうですね。私自身も2020年春の緊急事態宣言でリモートワークに移行し、何か用事がなければ出社しない日々が続いています。

そこでどんどん需要が高まっているのが「ワーケーション」。ワーケーションのための施設やサービスが様々登場しているので、気になるものをピックアップしてみました。

そもそもワーケーションとは?

最近耳にするようになったワーケーション、そもそもどういう意味なのでしょうか?

ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせて作られた言葉で、観光地や旅行先で休暇を取りながらリモートで働くというものです。2000年代に新しい働き方の一貫としてアメリカから始まったとされています。

コロナ禍で旅行がなかなかできない今、場所を変えるだけでも気持ちがリフレッシュできますよね。そんなことからも休暇を取りながら仕事をするという元々の意味のワーケーションが、仕事をする目的のためだけにビーチリゾートや温泉旅館へ行くようなニュアンスに変わりつつありそうです。

それでは、気になるワーケーションプランをご紹介していきます!

キャンピングカーで周遊型ワーケーション「九州バケワーク」

キャンピングカーに憧れを持つ私にとってかなり興味深いこちらのプラン。プライベートな車内空間で仕事(テレワーク、オンライン会議など)も行える環境を提供する「九州バケワーク」。移動・滞在手段としてレンタルキャンピングカー(寝具セット付)と、車泊スペースをセットにしたプランです。

このプランは、総務省「IoTサービス創出支援事業」シェアリングエコノミー型九州周遊観光サービスモデル事業等で整備した、電源・Wi-Fi環境がある車泊施設のスペース等をシェアリング活用する「周遊型ワーケーションプラン」のトライアル販売となっています。トライアル期間は2020年12月20日~2021年6月予定。

車泊施設は佐賀県有田町熊本県人吉市など8箇所設けられていて、九州バケワークパスポート提示により、車泊施設などで特典が得られるようです。

現在、トライアルのモニターを募集中とのこと。気になる方はぜひチェックしてみてください。

九州バケワーク詳細はこちら

いすみ鉄道「ワッペン・ワーケーション列車」

千葉県の房総半島の中腹をたどり風情あるローカル列車として映画やドラマに使われることも多いいすみ鉄道が、列車でのワーケーションを企画。その名も「ワッペン・ワーケーション列車」は、専用ワッペンを身につけていすみ鉄道を一日中“動くワーケーションスペース”として利用できるサービスです。

列車内はもちろんいくつかの駅構内にも高セキュリティWi-Fiを完備。ローカル列車の中でのどかな景色を眺めながら仕事をしたり、気になる駅で降りて仕事をすることが可能です。平日2000円、休日2300円の料金には一日フリー乗車券が含まれています。

いすみ鉄道沿線には養老渓谷や粟又の滝、大多喜城など見所も多数。列車の中で仕事をして、ぶらり途中下車で観光スポットを巡るという贅沢なワーケーションが楽しめます。

ワッペン・ワーケーション列車詳細はこちら

平日なら50%OFFの会員制宿泊サービス「itoma」

最後にご紹介する会員制宿泊サービス「itoma(イトマ)」会員費月額2,980円を支払えば、平日なら何度でも50%OFFの特別料金で温泉宿やリゾートホテルに宿泊できる新サービスです。正確にはワーケーションサービスではないですが、温泉宿に籠って仕事をするという憧れのワークスタイルの実現がぐっと高まる注目のサービスです。

itomaは通常の宿泊予約サービスとは異なり、宿泊施設から“送客手数料”と“広告費用”(平均:宿の総売り上げの20~40%)を取らない一方で、利用客を月額会費制とすることで会員(itoma premium)のためだけの価格や付加価値のある特別プランの提供が可能になっているサービス形態です。

▲ABBA RESORTS IZU 坐漁荘

加盟宿泊施設は全国にあり、伊東の「ABBA RESORTS IZU 坐漁荘」や西伊豆の「富岳群青」などの高級宿も平日50%OFFになります。

▲富岳群青

itoma詳細はこちら

東京都住みの私は2月7日までは緊急事態宣言のためステイホーム厳守ですが、家にいる間にワーケーション計画を立てるのは楽しいひとときです。働くことと遊ぶことの境目がなくなりつつある今、日本各地さまざまな場所で仕事をするのが当たり前になる日もそう遠くないかもしれませんね。
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