「花蓮」で地元グルメを味わう!台東旅行記②〜途中下車編〜

台湾好き女子に今注目されているスパイス「 馬告 (マーガオ)」。台湾でのレアなお土産のひとつですが、私がこのスパイスをはじめて知ったのは、台湾通の中で人気急上昇中のスポット、台東ででした。

台東へ訪れたのは2018年。豊かな自然を生かしたレジャーが楽しめたり、原住民文化を感じることができる台東は、台北とはまた違った魅力がいっぱい。そこで台東の思い出を綴っていこうと思い、全3回に分けて旅行記をお届け。台東旅行記①では台東の特色や美味しいものをお伝えしました。

台東旅行記②では、台北から台東へ向かう途中に訪れた町「花蓮(かれん/ファーリェン)」についてご紹介します。

台東までの道のり途中に「花蓮」で下車

台北から台東へは「台湾鉄道」を利用。台鉄に乗ってしばらくすると台湾の最北部となり海岸線を走ると時々海や断崖が見える険しいエリアに。ここに鉄道をひくのはさぞ大変だっただろうなあ、と思っていたら湘南を思わせる海岸が窓の外に見えてわくわくしました。

花蓮駅

あまり天気がよくなかったのですが、のんびり鉄道の旅を楽しんでいるうちに花蓮駅に到着しました。目的地の台東を前に、花蓮で途中下車です。

花蓮ってどんなところ?

花蓮は台湾東部最大の都市。台湾4大港のひとつ「花蓮港」や美しいビーチ「七星潭」があったり、“台湾の背骨”ともいわれる3000m級の中央山脈があるなど、豊かで美しい自然を有する町。海の幸、山の幸と食事も魅力的です。また、ここ花蓮は大理石の名産地だそうです。

花蓮で地元グルメを楽しむ

観光名所も多くある花蓮なので台東へ向かう前に1泊し、今回は街ぶら&地元グルメ食べ歩きを。地元民にも人気のガチョウ料理屋さん、台湾に来たらやっぱり食べたい小籠包、見た目が特徴的なかき氷…と、限られた時間の中でも満喫できました。

ガチョウ料理屋さん「鵝肉先生」

ガチョウ料理「鵝肉先生」外観

花蓮では、鵝肉先生」というユニークな店名のガチョウ料理屋さんは必ずおさえたいところ。花蓮駅から車で約10分のとことにあります。地元民にも大人気ということで、お店の外まで人が溢れていました。

看板メニューの「鵝肉」。ガチョウ肉は前段(胸肉)と後段(もも肉)が選べるそう。言葉ができない私たち、お店が出してくれたので、どちらの部位かがわからず…。でも生姜をたっぷり加えてタレにつけて食べ、ビールがすすみました。

所在地:花蓮市中山路259號
営業時間:11:00〜20:30
定休日:木曜日

肉まんのような小籠包「公正包子」

台湾にきたら食べたいグルメのひとつといえば小籠包ですよね。花蓮駅から車で5分ほどのところにある、花蓮で有名な小籠包屋さん「公正包子」。イートイン、テイクアウトどちらでもOKです。

こちらの小籠包は厚皮で、ふわっとしていて肉まんのよう。でも中はちゃんとジューシで肉汁もたっぷりでした。小籠包は1個5元と驚きの安さ!小ぶりなのでいくつもパクパク食べられます。

所在地:花蓮市中山路199-2號
営業時間:6:00〜21:00
定休日:なし

メロンパンのような見た目のかき氷「五霸包心粉圓」

見た目が特徴的で観光客に大人気というかき氷屋さんにも訪れてみました。花蓮駅から車で約10分のところにあります。編み模様がメロンパンのようですが、かき氷です。

あずき、緑豆、豆花、仙草、タピオカ、マンゴー、タロイモなどを入れた上から氷をかぶせ、なんと氷にぎゅっと圧力をかけてぺたんこに。茶色の部分はカラメルソースで、編み模様は練乳なんですよ。こちらのかき氷店には、台湾とのハーフで人気タレントの渡辺直美も訪れたことがあるそうです。

所在地:花蓮市博愛街165號
営業時間:10:30〜22:30
定休日:なし

花蓮の滞在時間が短かったため、東大門國際觀光夜市で原住民料理の屋台をぶらついたものの、花蓮阿美文化村で踊りを見たり、海を見に行く時間がありませんでした。次回ぜひ機会を作って、ここを起点に太魯閣渓谷に行くなども加え、もう少しゆっくりしたいと思っています。なお、帰国後まもなくあの花蓮大地震がありました。ほんの少し前に歩いた街並みのビルが大きく崩れていて、胸がつぶれるような気持になりました。

台東旅行記③では、台東土産におすすめ「 馬告 」について詳しくご紹介します!お楽しみに。

※各飲食店の営業時間・定休日は2020年5月のものです。

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