世の中的に国内旅行が活発化していることもあり、私がここ数回お伝えしている旅や街情報も、関東近県や九州など日本国内が続いています。海外へ行きたくってうずうずしていますが、我慢がまん。さらに最近は、移住やリモートワークの話題で盛り上がることがとっても増えています。そういった今だからこそ、世界中が注目する「エストニア」という国のことを取り上げてみたいと思います。
まず今回は、現在都内で開催されている、デザインにフォーカスした「エストニア」のフェア情報と、バルト海三国についてのコアなイベント情報を。そして次回は、部分的にしか知られていない「エストニア」の魅力を、かまる新聞視点でご紹介します。
IT先進国として名高いエストニアとは?
電子国家として話題になることが多く、デザインや環境分野なども含め独自の発展を遂げているエストニア共和国。国土は九州より少し大きいくらい、人口約130万人ほどの北ヨーロッパにある小国ですが、新しいライフスタイルを求める人たちにとって今最も気になる国の一つです。
デジタルと手つかずの自然が共存しているこの国の絶妙なバランスのこと等は次回じっくりご説明しますので、エストニアへのヴァーチャル旅を楽しみにしていてください。
エストニアのデザインに注目したイベントが開催中
代表的な北欧の国とはまた少し異なる、エストニアのデザインの素敵さを体感できるフェアが現在開催されていると聞いて、今回まずはSPBS TORANOMONへ行ってきました。ブックショップのファサードにあるスペースには、エストニアにまつわる書籍が並ぶとともに、エストニアの注目15ブランドのプロダクトが!
デザインにすぐれた雑貨や手仕事的作品の可愛いさに惹きつけられつつ、オーガニック蜂蜜やローチョコのエストニア産ものを初めて見てわくわくしました。
天然ハーブを色々活用していたり、オーガニックコスメも充実している国らしいので、次回開催の際はぜひそういったアイテムも増やしてもらいたいものです。
「サンクチュアリ – 小さくていいこと – Secret of Estonia-」
期間:10月22日(木)〜11月18日(水)
会場:SPBS TORANOMON
イベント詳細はこちら
期間:2020年10月16日(金)〜11月3日(火)
会場:イデーショップ自由が丘店
※こちらが本企画のメイン会場です。
バルト三国の魅力を知る「北欧ばるとりっぷ」
エストニアに興味をもち始めた方に、さらに面白いイベント情報をお伝えします。バルト三国&北欧カルチャーにどっぷりはまれる貴重な企画「北欧ばるとりっぷ」が、文化の日に東京カルチャーカルチャーで開催されます。
エストニア、リトアニア、ラトビアというバルト三国のまだまだ日本では知られていない魅力を、北欧ジャーナリストや「TRANSIT」副編集者、そして「エストニア料理屋さん」主宰者がナビゲートしてくれます。彼女たちによるスライドトークが繰り広げられるほか、日本在住のバルト三国出身の方々が登壇し、現地のリアルな話しが聞けたりQ&Aのコーナーなども。
北欧ファンからも熱い視線が集まっているバルト三国について、このイベントに参加したらたちまちツウになれちゃうかもしれません。自由が丘と虎ノ門ヒルズでのエストニアのフェアと同日合わせ技なんて濃いパターンもありますね。
「北欧ばるとりっぷ」
開催日時:11月3日(火・祝)12:30〜14:30
会場:東京カルチャーカルチャー
チケット:2,300円(税込/椅子のみ指定席/別途入場時ドリンク代600円必要)
オンラインチケットは1,500円(税込/チケット購入すれば11/17(火)まで何度でも見放題!)
イベント詳細はこちら
IT先進国の印象が強いエストニアですが、それだけではないこの国の奥深さを、次回はお伝えできたらと思っています。フィンランドとはまた違ったサウナの国であることや、長寿のスパイスワインや失恋の治療薬なんてレア情報も。珍しいハーブ入り蜂蜜、クラフトシードルやカルバドスなど、日本で入手可能な製品についてもご紹介する予定です。