完全に中国と話題!池袋北口の中華食材店「友誼商店」と「友誼食府」活用ポイント

池袋の西口・北口には、私が仲良くしている四川料理店「楊」のほか、「知音食堂」、東北料理店の「永利」をはじめ、火鍋店や中国朝鮮族料理店など現地を感じられるローカル色豊かなお店があふれていて、最も都心にあるチャイナタウン状態となっています。最近は西安や蘭州料理店なども増えてきたり、羊の丸焼きを味わえるお店なんてところもありますよ。

そんな池袋のリトルチャイナで、より本場の雰囲気をカジュアルに楽しみたいという人におすすめなのが、「友誼食府(ユウギショクフ)」+「友誼商店(ユウギショウテン)」です。駅近ですし体験することが何よりですが、初めての方のためにここで活用ポイントを簡単にご紹介したいと思います。

ここ中国?池袋駅北口すぐのリトルチャイナ

まるで中国や香港の街中に旅行へ来たような気分になれるこのスポットは、JR池袋駅北口(地下からだと20b出口)からすぐの雑居ビルの4階にあって、ビルの中に染みついた香辛料の香りや、エレベーターに乗り合わせる他の人がほぼ中華系の人であることに、まずちょっとどきどき。でも、エレベーターの扉が開くと広がるその中華食材店とフードコートの楽しさは、完全にプチ旅行といえるものです。

少々ディープな感じがするそのビルの4階で、まず目に入るのが「友誼食府」です。

ローカル感漂うフードコート「友誼食府」

2019年11月にスタートしたこのフードコートは現在6店舗で、現地感はなかなかのもの。時間帯にもよりますが、夕方以降だと中華系の若者が集っていることが多いので、午前中のお昼前タイムがかまる新聞的にはオススメです。

一番手前にある「早餐コーナー」が、豆漿や油條を売っているお店です。まさに朝食屋さんで、そこで調理されたフードやドリンクをテイクアウトできるので、私は現磨豆漿を購入。

茹でた豆とお湯をミキサーにかけて作る豆乳スープドリンクのようなもので、砂糖がいるかいらないかときかれ、いつも無しにしてます。朝に限らず、単純ながらとても美味しいです!

利用はチャージ式カードで

ちなみに、このフードコートを利用するには、チャージ式の無料カードを作ることが基本です。近くにいる店員さんに声をかければ作ってくれますので、ノートに名前と電話番号を記入登録して、必要金額をチャージしましょう。フードコート内の各お店で、購入する時に簡単に支払えます。

あと注意点としては、各お店の営業時間がばらばらなこと。特に「早餐コーナー」は夕方はやっておらず、他はお昼前くらいから夜にかけてが中心のようです。ですので、全部を堪能したい場合は、昼過ぎに来るのが良いと思います。

他にも気になるお店ばかり…

「早餐コーナー」以外では、「三宝粥店」と、「匯豐齋」という台湾屋台風のお店が気になりました。「三宝粥店」では、酸菜が入った酸菜包や、焼き餃子を意味する鍋貼などを生地からつくっている様子を見ることができます。また、「匯豐齋」に目を移すと、臭豆腐や豬血糕(豚の血入りもち米)など、なかなかパンチのあるメニューも充実してます。

あとは、上海料理の「大沪邨」と四川料理の「老四川味香辣妹子」、お肉を中心とした惣菜店があり、いずれもセンターにあるテーブルで食べることもできますし、テイクアウトが可能なものも多く、東京に居ながらにして異国気分が味わえます!

国内一の品揃え!中華食材スーパー「友誼商店」

さて、センターにあるレジの反対側には、日本のスーパーでは見たこともないような調味料やお酒、乾麺からスナックなどなど超充実の品揃えにわくわくします。国内一の商品量を誇る中華食材店「友誼商店」です。

都内では、御徒町のアメ横センタービルの地下や周辺にもアジア及び中華食料品店はありますが、ワンフロア全てが中国のスーパーマーケットにいるような雰囲気は、東京ではここくらいではないでしょうか。

以前、ブラジル特集をした時に少しご紹介した五反田の「KYODAI MARKET」も、駅近にある異国スーパーとして似ているところもありますが、中南米食材よりも中華食材の方が私たちに身近なことと、中国人の食に対するパワーを、「友誼商店」からは感じられます

薬膳スープセットも豊富に取り揃う

とにかく嬉しいのは、「十全養生湯」や「四物雞」といった薬膳スープを作るための調味料セットがここで購入できること。

かまる新聞のレシピ記事でもおなじみのこれらのセットは、台湾旅行へ行けない今、ここでリピートしています。

〈友誼食府〉
所在地:東京都豊島区西池袋1-28-6 大和産業ビル4F
営業時間:10:00~22:00(フードコートのみ)日曜営業

〈友誼商店〉
所在地:東京都豊島区西池袋1-28-6 大和産業ビル4F
営業時間:10:00〜24:00 日曜営業

ほとんど日本語が聞こえてこない、東京の中での中国を体感できるスポットを、今回ご紹介しました。この「友誼商店」は、蒲田にもお店があるそうなのでそちらの様子をレポしつつ、女子目線での「友誼商店」+「友誼食府」続編は近々に是非行いたいと思っています。
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