歴史・伝統・アート・食事…魅力凝縮タウン「松本」のマストGO TO スポット!

関東近県への旅行が気持ち的にようやく抵抗感なくできるようになってきたので、松本市へ2〜3年ぶりに行ってきました。信州の中でも文化度が別格な松本には、新旧の魅力的なスポットが凝縮されていて、さらに近年は草間彌生が生まれた街としても注目されています。また、トレッキングやアウトドアのアクティビティを楽しむための拠点としても、とても心地良く便利な街ですよね。

そこで、信州の豊かな食材や素材を様々なメニューにつくり上げ&発信している、そんな松本のスポットの魅力を2回にわたってご紹介したいと思います。

まず今回は、松本を拠点にアクティブな活動をしている“企業”の取り組みを中心にお伝えし、そして次回は“個”の感性が面白いお店や作品をセレクトする予定です。

胸きゅん雑貨に出会える「LABORATORIO」

松本でクラフトや雑貨巡りをする女子にはお馴染みの「LABORATORIO

1933年に建てられた元薬局のビルを改装した素敵空間のカフェ&ショップです。階段を上がって左側のスペースでは、食品を中心に生活まわりの道具を販売。

居心地最高のこちらのカフェでは、手作りマフィンとスープのプレートが個人的には気に入っています。

「faber LABORATORIO」も一緒にチェック

また、1Fの「the BOX SHOP」は今回閉まっていたようでしたが、隣のビルの姉妹店「faber LABORATORIO」では素敵なカゴやナチュラルなウェア、化粧品などに出会うことができました!

こちらでは幅広いジャンルでの企画展も行っていますよ。 

シードルに特化した専門店「POMGE」

次に訪れたのは、信毎メディアガーデンという建物の2Fにある「POMGEです。

真っ赤なリンゴマークが目に入ってついつい引き寄せられたこのお店、私がここ数年ハマっているシードル(リンゴからつくったスパークリングワイン)に特化していて、これだけのシードルが集まっているところを見たのは初めてです!

リンゴをはじめとした信州産フルーツを使ったお菓子も充実。シードルをひと通りチェックしたあとは、フルーツジュレがかなり気になり購入しました。店名は造語で、POMME(リンゴ)とGERME(萌芽)を組み合わせたんだそう。信州芽吹堂という経営会社の想いが店名に反映されています。

松本の情報発信基地「信毎メディアガーデン」

なお、信毎メディアガーデンは、2018年4月にオープンした信濃毎日新聞の新しい本社ビルで、松本の情報発信基地ともなっています。設計は、下諏訪町で育った建築家の伊東豊雄が手掛け、POMGEなどのショップのほかにカフェ、レストラン、キッチン、そしてホールやスタジオまであります。

市民に開放された1階のコミュニティスペースには、誰でも自由に弾けるグランドピアノ「街ピアノ」も2020年7月に設置されました。

また、クラフトシードルとカルヴァドスに関しては、色々飲み比べている最中なので、近々に特集記事化したいと思っています。シードル好きな方は是非お楽しみに。

松本通おすすめ信州グルメ!「そば切り みよ田」

さて、古い街並みの散策やショッピングに尽きない松本で、さらに盛り上がるのはやはり食事タイムですよね。この季節、秋の味覚も松本だと本当に豊かに堪能できます。市内の蕎麦店で秋の新蕎麦や酒肴をを味わうこともできますし、フレンチをはじめビストロやバルのレベルが高いのも、歴史と文化の街、松本ならでは

今回最初の夕食は、松本通の知人オススメ蕎麦店「そば切り みよ田」へ。開店時間ぴったりに飛び込んで、馬刺し(信州といえば!)と、きのこの天ぷらを注文しました。うーん、日本酒がすすむススむ。 

本丸のお蕎麦は、私は葉わさびおろしそば、連れはごま汁セイロを。健康をテーマとするかまる新聞的には、このすんきそばも気になりましたが、次回にとっておくことにしました。

こちらのお店は、お蕎麦にあう旬の味が楽しめて量的にもちまちましていないので満足度が大変高く、バランスがすごく良いと思いました。地元の人達にも人気なので、早めの時間の入店がベストです。

後日調べてみたところ、松本を拠点に1970年代から飲食業を拡充してきた経営会社が、信州を代表する蕎麦に着目してはじめたお店なんだそうです。その評判の高さから、2020年6月に東京の虎ノ門ヒルズに高級路線の「そば切り みよ田」もオープンしています。

そして、食後はオーセンティックなホテルのバーという選択肢もありますし、センスと個性が弾けたお店でお酒が飲めるところも、松本での楽しみの一つです!

松本へ行く目的として、まつもと市民芸術館での観劇や松本市美術館の展覧会スケジュールとあわせ技にすることがよくありました。夏はセイジ・オザワ 松本フェスティバルというパターンも。

街としての文化度が高いため、食や温泉、クラフトや民藝品のショッピングなども一緒に楽しむことができるので、何だか得した気にもなれます笑。

また、クラフトフェアまつもとには、以前から行きたいと思っていたのですが、なかなかスケジュールが合いませんでした。36回目となる2020年は結局開催中止となってしまったそうなので、コロナが終息したあかつきには今度こそ行きたいと思っています!

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