自然の恵みを世界で収穫、蜂蜜旅。ラオスで出会った「Wild Honey」

先週、ヨーロッパ最後の自然養蜂家を追ったドキュメンタリー映画「ハニーランド 永遠の谷」をご紹介して好評だったこの「蜂蜜旅」シリーズ。第二弾で登場するのは、東南アジア最後の秘境といわれている国・ラオスのビエンチャンで購入した蜂蜜です。(蜂蜜旅シリーズ第1回目の記事はこちら

滞在中にほぼ毎日通ったハーバル(薬草)スチームサウナのことなども、つい思い出しちゃいましたので少しお伝えします。

仏文化がのこる美しい国・ラオス

ラオスは中国、ベトナム、カンボジアと接する東南アジアの国で、横断しているメコン川がとても印象的です。

ベトナムとはまた違ったフランス植民地時代の雰囲気が残っていて、建築物も素敵ですが、私はフレンチやビストロの独自進化具合とコスパの良さに感激しました。そして、コーヒー好きな方にとってもかなり興味深い国だと思います。

ラオスの首都ビエンチャン

そんなラオスの首都、ビエンチャンは人口約80万人で、福岡市の半分程度。日本から行く場合、本数が比較的多いバンコクを経由すると便利です。日本国内とを結ぶ初の定期直行便が今年3月に熊本空港発着で就航予定だったのですが、延期になったそう。うーん、残念。

ビエンチャンの中心地には、アヌサーワリー パトゥーとよばれる凱旋門があるところからも、フランスとラオスの不思議な融合を感じます。

アヌサーワリー パトゥー

仏塔タートルアンには、仏陀の胸骨が収められているそう

タートルアン

さらに、食材はもちろん、衣類、工芸品の店がひしめき合うタラートサオ(朝市)が、素朴ですが楽しめますし、オーガニックマーケットも開催されています。

他にも、町全体が世界遺産に登録されている古都・ルアンパバーンなど、ラオスは実は見所がたくさんある国ですので、海外旅行へ行ける状態となったら超オススメです!

ラオスでハマったスチームサウナ

私がラオスでハマった一番は、ハーバル(薬草)スチームサウナで、タイのチェンマイで体験出来なかったこのローカルなサウナには病みつきでした。肌がつるつるになって、旅の疲れも吹き飛びますよ。詳しい体験談は、またラオスの特集をしたいと思っていますのでお楽しみに。

今回のオススメ蜂蜜「Les Artisans Lao〜Wild Honey」

ラオス北部で採蜜されたこの「Wild Honey」。1995年に設立されたソーシャルベンチャー企業「Les Artisans Lao」のショップが楽しくて、その記念もあって買いました。

国内の職人さんたちを保護・育成しながら、ユニークで環境に優しい製品を生み出していて、この蜂蜜のほか、天然素材から作られたスキンケア・スパ製品も充実しています。石鹸、シャンプー、マッサージオイル、リップバーム、虫除けスプレーなどなど。

恵まれない人々や立場の弱い女性などの社会とのつながりづくりを支援していて、伝統的なものと現代の手工芸デザインの促進のために、テクノロジーを活用しワークショップなども積極的に行っているようです。パッケージもオシャレですし、スーパーなどでも手に入るので、おみやげとしてもオススメです!

ラオスの旅は、ここ数年で行った国の中で事前情報が少ない分、とても面白い体験でした。たまたま、親友の友人が滞在していたことで、暮らしているような感覚も味わえましたし、欧米の人たちが新たな楽園として注目しているのもよくわかったりも。新型コロナの感染者が東南アジアで最も少ない国の一つであることからも、色々な意味で侵されないで欲しいなと改めて感じています。この機会に、まだあけていなかった「Wild Honey」を堪能してみます。
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