髪質改善トリートメントとは?美髪チャージ「サイエンスアクア」を体験!

胸の長さまであるロングヘアの私は、梅雨の今は髪のうねり、夏は紫外線ダメージ、秋冬は乾燥によるパサつき…と一年中髪の毛の悩みと向き合っています。

特に最近傷みが気になっていたので、近年話題の髪質改善トリートメントを受けてみました!髪質改善施術の実情と、私が受けた「サイエンスアクア」という新技術ケアについてご紹介していきます。

最近よく聞く、髪質改善とは?

ここ4〜5年でしょうか、多くの美容室で髪質改善をうたうメニューが登場し始めました。髪の毛に悩みを抱える女性にはとても魅力的なこの言葉、調べてみると実は定義がバラバラで、髪質改善と言ったもの勝ち!のような実情があるようです。

ここでは、髪質改善といわれがちな3つの施術についてピックアップ。

①施術ダメージを抑えた縮毛矯正として行なっている

まず1つめが、髪の毛がまっすぐサラサラになる「縮毛矯正」を髪質改善メニューとしているパターン。縮毛矯正というと人工的に髪の毛が真っ直ぐになる、でも同時にダメージもすごい、というのはすでにひと昔前の話。今では使う薬剤が格段によくなっていることから、ダメージを極力抑えてナチュラルなストレートが実現できます。

かくいう私も、実は1年ほど前に縮毛矯正の髪質改善メニューを受けたことがあります(下画像参照)!率直にとても満足のいく仕上がりでした。その後に目立った傷みも感じませんでしたし、かなり髪の毛が扱いやすくなりました。デメリットとしてはなかなかの高価格なことで、3万円弱くらいでした。ただ、一度縮毛矯正をかけた部分は永久に真っ直ぐなままなので、ロングヘアの私にはコスパは良かったと思います。

一方で縮毛矯正は、“髪質改善”という言葉の意味とは少し異なる気がしています。縮毛矯正は髪の毛の組織を一度分解(シスチン結合を切る)をして、“強制的に”リセットされた状態をつくるそう。改善というよりはリスタートのようなイメージを、私は抱いてしまいます。

②長い目でケアとしての提案を行なっている

そして次にあげる髪質改善は、メニューとしてトリートメントや縮毛矯正があるわけではなく、美容室の提案として長い目で「髪の毛をいたわって健康にしていきましょうね」というもの

傷みづらいヘアカラーをしたり、トリートメントを髪の状態に合わせて変えたり、ホームケアでは何を使えばいいのか、などの提案を行なってくれます。

③トリートメントとして行なっている

最後にご紹介するのが、トリートメントとして行なっている髪質改善です。実はこのトリートメントの中身も様々。

  • 髪の毛に栄養を入れてコーティングをし、髪の毛をきれいに見せるトリートメント
  • 髪の毛の癖やうねりの原因である“歪み”を取り除く縮毛矯正とトリートメントの中間のような施術

大まかにはこの2つの方法に分類されるようです(この2つをさらに分けるともっとたくさんあるようですが、ここでは割愛)。

今回私が受けた「サイエンスアクア」は、歪みを取り除く縮毛矯正とトリートメントの中間のような施術になります。

髪質改善「サイエンスアクア」とは?

ここからは、サイエンスアクアについて体験レポートを含めお伝えしていきます。

サイエンスアクアをトリートメントとして分類しましたが、実は正式にはトリートメントともいえず、アミノ酸とアルカリ電解水を毛髪に入れることで、髪の毛の形状を変化させるという施術になります。ただ、多くの美容室ではわかりやすく「髪質改善トリートメント」と呼んでいるため、トリートメント分類にさせていただきました。

サイエンスアクアの主な効果は、パサつきやうねりが落ち着き、手触りはなめらかになり、キューティクルが整うことで髪の表面にツヤが生まれます。縮毛矯正ではないので、くせ毛がまっすぐになるというわけではないですが、パサつきやうねりが収まることでまとまりやすくなり、結果的にくせ毛が落ち着いて見えます

サイエンスアクアの持続力は1か月

通常のトリートメントが1週間〜2週間、縮毛矯正が半永久的(新しく生えてくる髪の毛が伸びるまで)、そしてサイエンスアクアの持続性は1か月程度とされています。

水の力で髪の毛の形状を変化させているため、栄養を入れ込む一般的なシステムトリートメントよりも持ちがよくなるようです。

繰り返すほどに美髪になる!

ここがサイエンスアクアの大きな特徴になるのですが、1回だけでなく3回ほど施術をするとより効果的。施術を重ねることでキューティクルの均一さや髪の中の水分量などが理想的な形に保たれるそうです。

頻度は1か月に1回行うと良いとされています。

サイエンスアクア体験レポート

サイエンスアクアを施術してから1週間が経った今、その効果などをレポートしたいと思います。ちなみにまだ施術1回目です。

丁寧な工程で1.5時間ほどかかる

美容師さんに施術時間を聞いて、「1時間半くらいですね」と言われた時は正直びっくりしました。トリートメントだけでそんなに時間がかかるのか!と。ただ実際に受けてみると丁寧な施術に時間がかかることも納得でした。工程は、

シャンプー→(ここで席に移動)ドライヤーで完全に乾かす →アルカリ電解水を塗る→アミノ酸とオーガニック系脂質を塗る→ヘアアイロンをかける→時間をおく→(ここでシャンプー台に移動)洗い流す→トリートメントをする→洗い流す→(ここで席に移動)ドライヤーで完全に乾かす→ヘアアイロン→終了!!

ヘアアイロンをかけるのは縮毛矯正と同じなのでは?と思いますが、前半に使うヘアアイロンはラバーがついている特殊なものを使用し、湿熱加温をさせることが目的。そうすることで塗布した薬剤の浸透力が高まります。

後半に使うヘアアイロンは、一般的なヘアアイロンですが、最後にしっかりドライをして仕上げにヘアアイロンでストレートにすることで効果の持ちが良くなるそうです。

施術後の仕上がりは…

施術直後は、髪の毛が生まれ変わったようにサラツヤになりました!もともと硬い髪質なのですが、手触りもなめらか。天使の輪が眩しいですっ。

そして気になるのは、施術から少し経ったら?ということではないでしょうか。今日この記事を書いている時点で、施術からちょうど1週間経ちました。結論からいうと、持続力◎です。髪の毛が柔らかくしなやかで、サラサラなままです。3回は施術した方が良いということなので、もう少し様子をみて2回目・3回目と受けてみようと思います!

ただ、髪の毛の癖が強い人は、縮毛矯正の方がより手ごたえを感じられると思います。私の場合はうねりがひどいのですが、サイエンスアクアではやはりうねりは解消されませんので。

髪は女の命というけれど。

もともと剛毛でカラーもバッチリ、コテでカールヘアも楽しむ私は、髪の毛ダメージの悩みが尽きません。何もせずともうるさらな髪の毛の持ち主が羨ましくて仕方がないのです。「髪は女の命」といわれますが、そんな大袈裟な、と思いつつ少しわかる気がします。

今の時代は、ご紹介した通り髪質改善メニューがたくさん登場しているので、化学と他人の力を借りて悩みに前向きに向き合えるのが有り難いです。私の美活&美髪記録はかまる流でこれからも発信していきますので、皆さまのお役に立てたら嬉しいです!

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