つらい冷えを自分で乗り越える「冷えとり健康法」!シルク靴下で芯からぽかぽかに

夏場にクーラーの効いた部屋で過ごしているとなんだか体がだるい…それは冷えが原因かもしれません。体の冷えがさまざまな不調をもたらすことを前回の記事で取り上げました。(記事はこちら

前回、冷えについて教えていただいた冷えとりスペシャリストのヘアサロン・オーナーともさんへ、今回はともさんが日々行っている冷えとり健康法についてインタビューしました。

今日からできる!冷えとり健康法

ともさんからうかがった冷えとりの方法の中には、今日からできることも。プチ不調が続き自覚症状があるほど末期の冷えの私は、まさに“信じるものは救われる”とインタビュー依頼日々の生活に取り入れています。

Q:日々実施している冷えとり方法を教えてください!

冷えは病院で診てもらうような“病気”とはいえないので、(前回のインタビュー内容を受けて)正直、冷えを甘くみていました…。実際にともさんはどんな冷えとりを行なっているのですか?私が冷えに向き合い始めたからだと思いますが「冷えとり健康法」という言葉を最近よく目にするので、冷えとりにはとても興味があります。

ともさん:今日からでもすぐに始められる冷えとり方法はお風呂です。私は3840度のお湯で半身浴20を行なっています。「風邪ひきそうだな」と思うときは、23時間お風呂に入って汗を出します。“私は”ですが、それで治っちゃうんです。あとは足湯もいいですよ。私は家でできる足湯機器を愛用しています。

また、冷えとり健康法で欠かせないのが「冷えとり靴下」ですね。ネットでも気軽に買えるのですが、シルクと綿の重ね履きがおすすめ。1枚目シルク、2枚目コットン(季節によってはウール)、3枚目シルク、4枚目コットンと4枚履きします。4枚履きですが、ゆるゆるで履くので窮屈さはなし。

毎日ずっと履いているのが一番いいのですが、お仕事で履けないこともありますよね。私もそうです。なので、私は就寝中に履いています

Q:シルクが冷えに効く!?

シルクを靴下にするとは…なんだか恐れ多い気がしますが、シルクが冷えに効くということでしょうか

ともさん:はい、シルクはデトックス効果があり、保温性・吸湿性・通気性に優れている素材です。冷えとり健康法でシルクは当たり前の必須アイテムなんですよ。

私は下着やキャミソール、服、スパッツなどなるべくシルクのものを身につけるようにしています。特におすすめなのは腹巻き!シルクは薄いので、外出する時に身につけても問題ありません。

ただ、シルクは保湿性がとてもあるので、夏場は暑いと思うかもしれません。そんなときは生地の厚さで調整してみてください。冷えとり靴下も4枚履きがスタンダードですが、暑くて不快なら2枚で履いてもいいと思います。

シルクの冷えとり靴下を試してみました!

ともさんから冷えとりの重要性を伺ってから、シルクの冷えとり靴下をどうしても履いてみたくてネットでポチッと購入しました。履いてみた感想をレポートします。

選んだのは4枚履きタイプ

ネットで調べてみて、「冷えとり靴下」といってもたくさんの種類があることを初めて知りました。素材や靴下の長さ、重ねる枚数まで様々な商品がずらり。そんな中でも私が購入条件にしていたのが、

  • シルクが使われていること
  • 4枚履きだということ

このふたつでした。ともさんのおすすめ通りで探し、シルク→コットン→シルク→コットンの4枚履きで天然素材100%の「SOWAN」の冷えとり靴下に決定!

SOWANの冷えとり靴下の購入を少し悩んだ点としては、1枚目と2枚目に履く靴下が5本指なところ。他の冷えとり靴下も調べてわかったのですすが、冷えとり靴下というものは1枚目2枚目が5本指なことが一般的のよう。私は5本指靴下を履いたことがなく、なんとなく窮屈そうで避けてきたのです。ただ、調べてみると、ムレにくかったり冷えにくかったりと嬉しいメリットが5本指靴下にはあるとのことなので、こちらも初挑戦することにしました。

やわらかくて履き心地GOOD

実は靴下を4枚も履くことに抵抗があったのですが、1枚1枚がやわらかくしなやかで、厚さも程よいので4枚重ねても全く違和感がありません(5本指も気持ち悪さなし!)。

靴下はそれぞれがゆるっとしているので4枚履いてもキツくなく、でもずり落ちてこない絶妙なフィット感。

履いた途端に足元が暖かくなったその即効性に驚きました。そしてこれがシルクの醍醐味なのでしょうか、ポカポカに暖かいのにまったくムレない!靴下を脱いだあとの足はさらさらです。これなら気持ちよく続けていけそうです。

靴下の穴の位置で不調ポイントがわかるらしい

温めるだけでなく体に溜まった毒素のデトックス効果が期待できる冷えとり靴下は、履き続けることで靴下に穴が空いてくることがあるそう。例えば、就寝時に靴下を着用しているだけなのに足の裏の部分に穴が空いてしまうなど、摩擦で空いたわけではない穴が突如現れるのです。

その穴は毒素が排出されたことの明かしとされ、穴の位置で体の不調ポイントがわかるとされています。

  • 足の甲…消化器系
  • くるぶし…腎臓
  • 足裏…腎臓
  • かかと…腎臓・膀胱・生殖器

などなど。体から毒素が排出されるときには、発熱や湿疹、下痢、倦怠感、疲労感、めまい、イライラなど心身が反応することがあり、このような好転反応を東洋医学では「瞑眩(めんげん)反応」と呼びます。靴下に穴が開くことも毒素排出の一つの反応。

靴下に穴が空くのは「デトックスしているな〜」とわかりやすいですが、穴が空かなくても、冷えとり健康法を実践していると瞑眩反応が出ることがあります。体が今毒素を排出しているんだ!と思って出し切ってあげましょう。ただ、あまりにも体調が悪く生活に支障をきたすようであれば、適切な医療機関を受診してください。

冷えとり生活でプチ不調とさよなら

冷えとりのスペシャリストともさんからうかがった、冷えと冷えとり健康法について記事2回にわたってお届けしました。冷えを改善するには、体をただ温めればいいというわけではなかったんですね。冷えは上半身と下半身の温度のズレなので、下半身を温めることがポイント。

私も実践し始めた冷えとり靴下ですが、まだまだ穴が開く様子はなし。穴を見つけるその日が今から楽しみです。

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