本日の記事は、かまるの妹分ルカ子が、最近気になっている情報やおすすめのアレコレをお届けします!
東京随一の観光名所、浅草。コロナ禍で例年通りとはいかないですが、本格的な春のお出かけシーズンに、ちょっと旅行気分を味わうのに浅草はピッタリではないでしょうか。そんな浅草観光の楽しみのひとつといえば食事で、星付きレストランや老舗レストラン、多国籍レストラン、昼から飲めるパイプ椅子居酒屋…などなど魅力的な飲食店が浅草には点在しています。
一方で、女性同士でオシャレに使えてお値段も高すぎないレストラン、というお店選びには悩んでしまうかもしれません(隣の蔵前まで足を伸ばすと女子向けのオシャレなお店がたくさんあるのですが)。それは私が前から思っていたことだったのですが、最近とても素敵なレストランを浅草で見つけたので、ご紹介したいと思います!
浅草でオシャレにランチorディナーをしたい人、女性同士で気軽に入りたい人(デートにも◎)、お酒が好きな人におすすめのガレット&シードルのお店です。
箸で食べるガレット店「フルール・ド・サラザン」
ガレットとシードルのお店「フルール・ド・サラザン」は、フランス ブルターニュ地方の郷土料理である蕎麦粉のクレープ「ガレット」をくるくるっと巻いて“箸で食べる“というコンセプトのお店です。蕎麦粉100%でグルテンフリーのガレットは、店内の石臼で毎朝自家製粉しているそう。
ホームページを見てみると、ガレット職人の店主は、日本で初めてガレットを広めた株式会社 ル ブルターニュに10年間在籍し、その内5年間をフランス店で勤務、キッチン責任者までされていたとのこと。
そんなガレットに惚れ込んだ店主こだわりの“箸で食べるガレット“を早速ご紹介していきましょう。
満足度最高!休日ランチ2,480円
休日に友人と訪れ、2,480円のコースを注文。コースは、飲み物、前菜、黒ガレット、白ガレットのセットです。飲み物はシードル・リンゴジュース・そば茶から選べ、もちろんシードルをチョイスしました。
▲コースのシードルと蕎麦の実のスープ
黒ガレットというのが、タマゴ・チーズ・オニオンシードルコンフィ・イベリコチョリソーのお食事ガレットになります。もちもちっとしたガレットは噛むごとに自然な甘みを感じられ、そしてチーズやチョリソーの塩気とのバランスが絶妙。
▲黒ガレット
そして白ガレットというのは、あんペースト・北海道発酵バター・牛乳のアイスのスイーツガレットになります。もちもち生地にあんことバターの組み合わせ、美味しくないわけがありません。温かいガレットと一緒に食べる冷たいアイスも最高でした。
▲白ガレット
スイーツの白ガレットが運ばれてくる頃にはすでにお腹いっぱいの状態だったんですが、白ガレットが美味しすぎて完食。男性でも満足できる量だと思います。
ランチコースの黒ガレットと白ガレットは種類が決まっているのですが、単品だと、黒ガレットで「信州サーモン・タマゴ・チーズ・生クリーム・わさび」「千葉三元豚バラ肉・タマゴ・チーズ・オニオンシードルコンフィ」など、白ガレットで「林檎の塩バターキャラメル」「きな粉・黒蜜・抹茶アイス」などの様々な種類があるようなので、次は単品で食べたいと思っています。
シードルの種類の多さに驚き!
そしてドリンクは、りんごの発泡酒「シードル」推し。常時30種類以上のクラフトシードルが揃えられ、日本酒酵母を使っているものやビールテイストなどキレのある辛口から甘口まで幅広い味わいまで様々です。しかも、北海道や青森、長野、岩手などの国産シードルの多さにも驚きました。日本各地のシードル生産者さんから直接仕入れて提供しているそうです。
▲長野県下條村のシードル
シードルをほとんど飲んだことがない私は、どう選んでいいのかわからないので、お店の方に色々と教えていただきながら注文してみました。「ワインのような風味です」ということで頼んだこちらのシードルは、本当にワインみたいで感動。ランチコースのシードルは甘めでフルーティ、追加で頼んだシードルは辛口ワインのようで、こんなに味が違うんだと勉強になりました。
素敵なお店だよ!大声で言いたいけど…
つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩1分、浅草ROX前の大通りを少し入ったところに店舗を構える「フルール・ド・サラザン」。2019年4月にオープンしたというこちらのお店、オープンから1年で新型コロナウイルスの蔓延もあり、まだまだ認知がされていないという印象です。かなり素敵なお店なのに食べログの口コミが16件と少なく(そのため多くの人が高評価なのにも関わらず星3.37)で、知る人ぞ知る名店となっています。
お店自体、ちょっと見つけづらいところにあり、そんな隠れ家感もワクワクしちゃうポイント。店内はテーブル席数席とカウンターというこじんまりとした雰囲気で、居心地も抜群なんです。
お店の素敵さを多くの人に知って欲しいけど、このまま隠れ家的であって欲しい…。メジャーデビュー前のアイドルを応援するオタクの気分になっています。
お店の雰囲気もまた素敵なんですよ。オシャレなんですが、オシャレすぎず敷居が高くなく。お店の方もすごく温かくて。浅草でランチorディナーのお店を探している方、ぜひチェックしてみてください。
〈Fleur de Sarrasin〉
所在地:東京都台東区西浅草2-14-2 インパレス1 1F
電話番号: 03-6876-1851
営業時間:ご確認ください
http://www.fleurdesarrasin.tokyo/
※2021年3月20日時点の情報です。