日曜日はかまるの妹分のルカ子が、気になる情報やおすすめのものをお届けします。
パンが大好きな私は食パンブームにもバッチリ乗っかって、有名店から町のパン屋さんまで、食パンを見つけると買ってしまわずにはいられない癖がついてしまいました。そこで、食べた食パンの記録を残していくシリーズ企画「食パン日記」をかまる新聞で始めようと思います!
味評論などはできないですが、パンが好きなだけの私の素直な感想が誰かのお役に立てればうれしいです。
食パンブームの火付け役「パンのペリカン」
食パン日記の第一回目に選んだのは、浅草「パンのペリカン(以下ペリカン)」。パン好きでなくとも知っている超有名店かつ食パンブームの火付け役的パン屋さんです。
パン好きの心を掴んで離さない理由の一つが、パンへの愚直さかもしれません。昭和17年から続くペリカンが揃えるメニューは、食パン・山型パン・ロールパン・ドック(コッペパン)のみ。甘いパンとかおかず系パンとかはありません。
そして食パン自体も、高級食パンで主流となっているような生クリームやハチミツ入りではなく、小麦粉・砂糖・食塩・バター・イーストというシンプル製法。この清さが、飽きのこない美味しさとなり、リピーターも絶えないパン屋さんとなっているのだと思います。
小麦の香り高く、みっちり食感
小麦の風味が豊かで噛むほどに自然な甘みを感じられて、“これぞ食パン”という食パンです。味の美味しさはもちろん、もっちりみっちりした食べ応えがたまりません。もっちりみっちり感は、今まで食べた食パンの中でNO.1!
このもっちり感が好きなので、購入1日目〜2日目はトーストせずに食べるのが私は美味しいと思っています。3日目以降は冷凍にした食パンをトーストして食べますが、はい、やっぱりトーストしても美味しいです。
▲焼いていないペリカン食パン。もちもちのため私の指の跡が残っています。笑
ペリカン直営の唯一のカフェ「ペリカンカフェ」では、超厚切り食パンをこんがり炭火焼きにした「炭焼きトースト」にバターとジャムをつけて食べるメニューがあるので、トーストする方がメジャーなのかもしれません。
ハムとチーズに合わせるのが最高!
ペリカンの食パンはシンプル製法なので、バターをつけてもジャムをつけても美味しいのですが、私の一番好きな食べ方がハムとチーズを合わせたサンドイッチ(正確には、サンドイッチと呼べるかわからない大雑把なオープンサンド)です。マスタードとマヨネーズも塗ります。
ペリカンの食パンは、普通の食パンよりも直径が小さいので2枚でもペロリですよ。
そしてかなり正直なところ…ハチミツやジャムなど甘いものと合わせるのは、「銀座に志かわ」などのリッチ系食パンの方が私の好みです。なのでペリカン食パンをゲットしたら、我が家ではサンドイッチを楽しむことが多いです!
行列必至「パンのペリカン」は田原町駅徒歩3分
ペリカンの一番近い駅は東京メトロ銀座線田原町駅で徒歩3分ほど。他にも、都営浅草線浅草駅からは徒歩5分、浅草寺からは徒歩10分、都営大江戸線蔵前駅からは徒歩5分となっています。浅草散策や蔵前カフェ巡りと合わせても訪れやすい場所です。
ただ、ふらりと立ち寄っても行列必至、もしくはもう売り切れになっている可能性があるので要注意です。確実にゲットしたい場合は、事前の電話注文が確実です。注文は1か月先まで受け付けています。
〈パンのペリカン〉
所在地/東京都台東区寿4-7-4
営業時間/月~土 8:00~17:00 ※店頭品切れの場合、閉店時間が早まることがあります。
電話/03-3841-4686
予約/8:00~15:30 ※日曜・祝日は定休日
価格/食パン1斤 430円(税込)、ロールパン小ロール10コ入り680円(税込)
公式サイト/https://www.bakerpelican.com/index.html
本当は教えたくない…ペリカン食パンを買える場所!
ペリカン食パンは、実は他のお店でも購入できます。
私がよく利用するのが、都営浅草線浅草橋駅から徒歩30秒くらいのところにある精肉店「肉の池田屋」さん。池田屋さんでは毎日朝10時過ぎにペリカン食パンを入荷し、売り切れ次第終了とのこと。12時くらいに訪れると購入できる確率が高いですが、夕方には売り切れていることがほとんどです。
池田屋さんでもペリカン食パンの予約、取り置きが可能となっています。ただ、池田屋さんは土日休みなのと、ロールパンの取り扱いはないので注意してくださいね。
〈肉の池田屋〉
所在地/東京都台東区浅草橋2-1-2
営業時間/9:00~18:00 ※土日祝は定休日
電話/03-3851-2941
朝食は100%パン派の私は、美味しいパンがあるだけで朝起きるのが楽しくなります。朝から幸せをくれる、ペリカンをはじめ美味しいパン屋さんには本当に感謝!