先月、西安麺荘「泰唐記」の永代総本店限定メニューなどについてご紹介した「ビャンビャン麺」ですが、セブンイレブンでの本格的発売が2020年11月25日から始まっていることをご存知でしょうか。発売エリア拡大となり、首都圏だけでなく東海地方や東北の一部店舗でも発売されているので、虜になる方は今後さらに増大するはず。
そこで今回は、話題沸騰の「ビャンビャン麺」のセブンイレブンでの展開詳細と、ブームの震源地「泰唐記」でもテイクアウトが可能!という、マニアにもあまり知られていないレア情報をお伝えします。
人気につき再販!セブンイレブン「ビャンビャン麺」
現在、セブンイレブンに並んでいる商品、正式には「西安風うま辛香油麺 ビャンビャン麺」といいます。首都圏と東海エリアのほか、宮城県、山形県、福島県でも2020年11月25日から発売開始。これまでと変わらず、金額は429円(税込)です。あ、そもそも「ビャンビャン麺」て何?という方は、前回記事をぜひご覧ください。総画数57画という超難易度の漢字の麺として、SNSなどでも話題になっているんですよ。
▼前回記事はこちら
クセになる旨さ「ビャンビャン麺」の至福バージョン!薬膳火鍋セットを泰唐記本店で堪能
この「西安風うま辛香油麺 ビャンビャン麺」、2020年4月に千葉県・東京都の一部で、6月には神奈川県・東京都の一部のセブンイレブン店舗で試験的に発売。その後、8月に東京全域で復活しましたが、あっという間に店頭から無くなってしまったため、まだ口にできていない方も多いかもしれません。そして、今回遂にエリア拡大発売となったので、これまでと味に変わりがないかを確認するため早速購入してみました!
セブンの「ビャンビャン麺」実食レポート
結論としてはこれまでと味もパッケージ等も変更はなく、相変わらずの美味しさです。以前より色々な方が実食レポで書いていますので、私の感想は簡潔にお伝えしたいと思います。
カップの蓋を開けると、幅約3cmの幅広麺が目に入ります。商品名にある通り、この麺はほうとうを活用している模様。ほうとうとは、山梨県を中心に食べられている小麦粉を使った太くて短い麺なのですが、これを「ビャンビャン麺」の特徴である長めの麺にアレンジしています。味のポイントは、底にあるゼラチン状のスープで、お酢や醤油や油、香辛料や薬味などが凝縮。これと、麺の上にのっている胡麻入りの唐辛子には、本当に感服です。コンビニ麺の開発レベルがここまでに至っているのかと感じると思いますよ。他の具材は、ねぎ・もやし・キャベツ・人参などで、唯一残念なのは豚肉のチャーシュー。まあ限界なのだとは思うのですが。
なお、西安料理店での「ビャンビャン麺」も同じですが、食べる前に全体をよーく混ぜて、麺にスープと具材を絡めて食べるのがオススメです。
「泰唐記」の本格ビャンビャン麺もテイクアウト可能
セブンイレブンで「ビャンビャン麺」をゲットできたら、どうせだったら本物の味と食べ比べてみたいと思う方も多いはず。次は、そんなあなたに役に立つ情報をお知らせします。
日本での「ビャンビャン麺」ブームのきっかけをつくった西安麺荘「泰唐記」では、「ビャンビャン麺」メニューのテイクアウト対応をしています。新型コロナ感染者がまた増えてきている今、お気に入りのこの料理がテイクアウトできるのは本当に嬉しいサービス。今回は、からだが温まる羊肉を使った人気メニュー「羊肉烩面(ヤンローフイメン)」が週替り麺になっていましたので、そちらを持ち帰ってみました。
「羊肉烩面」は、羊肉風味が効いていて、キクラゲや豆腐干絲、そしてクコの実が嬉しい大好きなもの。塩味のため辛いタイプが苦手な方にもとても喜ばれますし、個人的には定番にしてもらいたいくらい。リピーターが多いメニューなので、週替り麺に登場する機会も多いです。
テイクアウトで注意したいこと
そして、テイクアウト時の注意。まず、「羊肉烩面」は、パクチー好きの方は増量分のパクチーを自分で用意しておくと幸せ度がさらに高まります。
また、汁麺全般の場合ですが、テイクアウトしたらなるべく早く食べた方が悲しい感じになりません。時間が経つと、「ビャンビャン麺」はどうしても麺がくっつきやすいので。持ち運ぶ時間が多少かかる場合は、和えるタイプの「油泼(ヨウポー)麺」などにしましょう。なお、容器にラップとフタで二重で閉めてくれるため、汁麺でも運んでいるときにこぼれる心配がなくて安心です。
さらに、お店ダイレクトのテイクアウト以外に、Uber Eatsでも対応していますよ。