一日の元気の源は朝食から。最近、健康的なモーニングメニューが充実したお店が増えてきて、楽しみの一つにもなっています。中でも、かまる新聞が注目しているのは、今まで日本では体験できなかったアジア各国ならではの朝ご飯!ぱっと思い浮かぶお粥だけでなく、アジア各国の朝食はバラエティにあふれ本当に豊かです。
そこでまず第1回目は、台湾へ行ったような気分で朝食メニューを味わえるお店をご紹介します。あまり知られていない現地感のあるお店は、台湾ロスを朝から吹き飛ばしてくれるかも。
朝ご飯で本場を味わう台湾料理店「喜喜豆漿」
台湾の街の路地で清潔感ある屋台風なお店を見つけたような錯覚におちいる「喜喜豆漿(キキトウジャン)」。京急本線雑色駅西口徒歩1分の住宅街にあるこのお店で、台湾のヘルシー朝ご飯をぜひ楽しんでください。
店名にある豆漿といえば、五反田の「東京豆漿生活」を以前ご紹介しましたが、人気で並んでいることも多いためコロナ禍の今は少し抵抗感があります。(以前の記事はこちら)
台湾朝食の定番といえば「鹹豆漿」
台湾のゆる〜い雰囲気を求める場合は「喜喜豆漿」の方が近い気がしますね。そんな心地良いお店に入って速攻注文したのは、やはり「鹹豆漿(シェントウジャン)」。トロっとしたところに塩気がきいた「喜喜豆漿」の「鹹豆漿」、かなり好きです。
ご存知の方も多いと思いますが、「鹹豆漿」とは台湾の定番朝ご飯である豆乳スープで、こちらではザーサイや小エビ、青ネギ、ラー油が入っています。そこに油条という揚げパンがのることで、ほどよく満腹に。
しっかりご飯メニューや豆花も楽しめる
それ以外のメニューは、「魯肉飯(ルーローファン)/豚肉の煮込みのせご飯」「鶏肉飯(チーロウファン)/ゆで鶏肉のせご飯」などのしっかりご飯ものから「菜脯蛋(ツァイプーダン)/切り干し大根の玉子焼き」などのおかずも。そしてもちろん「豆花(トウファ)」もありますよ。
ご飯ものは小サイズもありますし、少しずついろんな種類が食べられるのはかなり嬉しいです。
猫が出迎えてくれるほっこり感が堪らない
こちらがさらに楽しいのは、天気の良い日は、外で猫が出迎えてくれることでしょうか。
店主の矢作さんは大の猫好きだそうで、またお店がとてもオープンな環境のため、猫たちも自然体で店外でくつろいでいます。
ヘルシーな朝食は、空腹感を抑えるのはもちろん、脳の機能を高めたり代謝をゆっくりと上げることにもなります。
雑色の「喜喜豆漿」、朝の各メニューの美味しさはもちろんですが、台湾への小旅行気分も味わえて、エネルギーチャージに最高ですよ!
飲食業界でここ数年大注目されている南インド料理。こだわりの専門店からチェーン化するところまで出現している中で、日本人のレジェンド的存在の方が大森にいます。それも、モーニングでのみ提供するスタイルなんですよ。次回は、ヘルシーを代表する南インド料理の朝ご飯です。