秋を味わう!旨味たっぷり体にうれしいきのこのスープ【楊さんの薬膳スープレシピ③】

  • 2020年9月29日
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池袋にある四川料理店「楊(ヤン)」、そして中国流の足湯サロン「リラックス空間 楊」のオーナーである楊さんの全面バックアップでお送りしている、薬膳スープレシピ第三弾です。(第一弾第二弾もぜひチェックしてください)

すっかり秋めいた日々が増えましたが、食からも秋を味わう、きのこの薬膳スープをご紹介します。

旨味成分がじわ〜っと。きのこの薬膳スープレシピ

美味しいものがたくさん揃う秋、もっとも身近な食材の一つが「きのこ」ではないでしょうか。今回の薬膳スープの主役はしめじと舞茸。スーパーマーケットで年中売られているしめじや舞茸は栽培物になりますが、天然物の収穫時期はやっぱり秋。今回のスープに入れるしめじと舞茸は栽培物でもちろんOKですが、秋の味覚に触れた気分でなんだか心が満たされますよね

また、しめじには旨味成分の代名詞である「グルタミン酸」が含まれ、他のきのこも合わせることでおいしさの相乗効果が期待できます。しめじと舞茸、旨味がじわ〜っとスープに溶け出しますよ。

栄養もたっぷりで、しめじにはビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウム・食物繊維が含まれ、むくみや便秘、美容面にうれしい効果があります。

舞茸もビタミンD・ビタミンB1・カリウム・鉄分などが含まれているほか、特に注目なのが食物繊維の一種であるβグルカンです。βグルカンは腸内の免疫細胞にダイレクトに働きかけることで知られ、アレルギー予防や改善効果も期待できるとされています。

きのこの薬膳スープ 作り方

材料:4人分

  • きのこ(舞茸、しめじ) お好みの量
  • 高麗人参 2本
  • 当帰  お好みの量
  • 鶏もも肉 お好みの量
  • 生姜 お好みの量
  • なつめ 10個
  • 塩 少々
  • 水 1.2〜1.5L

 

作り方:

①鶏もも肉を塩でもんで、お湯で茹でる。

②きのこはお好みの大きさに切っておく。

②沸騰前に鶏もも肉を取り出す。

③別の鍋に、新しい水と鶏もも肉、なつめ以外の食材を入れて煮込む。

④なつめはあとから足す。

⑤食材に火が通ったら完成。

鶏の出汁でコクがアップ!

鶏肉も一緒に煮込んでいるので、きのこだけよりもスープにコクが出て満足感も◎

▲「リラックス空間 楊」の薬膳スープセット

前回の記事でもお伝えしたのですが、スープはぐつぐつ煮込めば煮込むほどいいというわけではなく具材に火が通ればOKです。あまり煮込むと具材が崩れてスープが濁ってしまいますし、見た目的にも味的にも煮込みすぎはおすすめできません。

“今日の一杯”薬膳の効果・効能

しめじと舞茸、鶏肉、体を温める生姜も入った今回のスープ。それぞれの効果効能は以下の通りです。

  • しめじ・・・血を補い、肌や髪にうるおいを与えます。涼性なので、生姜やネギなど温性の素材と合わせるとよいです。
  • 舞茸・・・少し温性で、気を補い、疲労回復によいです。
  • 鶏もも肉・・・鶏肉の効能として、お腹を温めて、気を補い、身体に元気をつけます。
  • 生姜・・・発汗作用があり、初期の風邪にいい。お腹を温めて、胃の冷え、嘔吐を止めます。せきを止め、解毒作用、利尿作用もあります。
  • なつめ・・・胃腸の働きをよくし気を補う。併せて血も補い、精神安定、栄養不良、疲労倦怠感、不眠、イライラによい。女性のビューティーフードです。
  • 高麗人参・・・気を補い、胃腸・呼吸系を活性化。胃腸虚弱、呼吸機能低下、糖尿、低血圧、貧血、精力減退などによい。体力があるタイプの方は、摂りすぎると胃熱があがり、のぼせるので注意です。
  • 当帰 ・・・体を温め、血流をよくするため、婦人病によいと言われています。
しめじも舞茸も、コレステロールの抑制と排出によいと言われています。各々が補血と補気の効能があるので、ダブルきのこはいいですね。夏の暑さなどで奪われた体力をだんだんと補いながら秋の体へ準備していくのにちょうどいいスープです。以前、四川旅行をした際に、キノコ料理の有名なお店に行ったのですが、みたことがないたくさんの種類のキノコがメニューにあって、本当に驚きました。それには遠く及びませんが、キノコを何種類か入れて私も薬膳鍋を作ってみようと思います。
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