毎日毎日うだるような暑さ、しかも東南アジアのような湿気。気をつけなくちゃと思いつつ、ついつい冷たい麦茶やアイスコーヒーを飲んだり、アイスを食べたりしてしまいます。なんとなく体が重だるく、お腹がすきづらく、調子が今ひとつ。というわけで、リセットのためにスープを作ることにしました。
暑さプラスマスクのせいか、めまい、息切れ、食欲不信など、要は疲れちゃってるんですよね。もともと自律神経失調になりやすいので、暑いとすぐ気力がなくなり、胃腸もおかしい、しかもお腹が張ってげっぷやガスも増えて若干便秘気味にも…。中医学でいうと、「胃」や「脾」の調子が悪く、気が足りない「気虚」な状況に何がいいのかと考えて、かぼちゃのスープに決めました。
体をほっこり温めてくれる「かぼちゃ」
かぼちゃは、薬膳でいうと温性の性質を持ち、胃や脾にいい食材です。体を温めることで消化を促進し、自然な甘みが緊張した体をゆるめます。むくみにもいいので、体内で滞った水分も排出してくれて、実は冷房が効いた夏にもぴったりです。
スーパーに行くと、大きなバターナッツかぼちゃが売られていたので、それに決定。普通のかぼちゃも大好きですが、バターナッツかぼちゃは、バターナッツ・スクワッシュというそうで、そんな名前なのにニホンカボチャの一種。ひょうたん型で可愛いかたち。ビタミンAやEに富み、食物繊維、ビタミンC、マンガン、マグネシウム、カリウムも豊富です。
皮が柔らかいため、料理もしやすく便利なので、玉ねぎと豆乳で簡単スープを作りました。
バターナッツかぼちゃの豆乳スープ 作り方
材料:
- バターナッツかぼちゃ 1個
- 玉ねぎ 1~2個
- にんにく 1〜2塊
- 豆乳 適量
- 水 適量
- スープストック 2袋(商品によりますが、薄い味のものが多いので自分で調整してください)
- 黒胡椒 適宜
- シナモン 適宜
- カルダモン 適宜
- 塩 適宜
- 白ワイン 適宜
作り方:
1.バターナッツかぼちゃの皮をピーラーでむき、半分に割り、中の種をとり、適当にカット。
2.玉ねぎは皮をむいて、薄くスライス。
3.にんにくを刻み、オリーブオイルで弱火で炒める。
4.玉ねぎを入れて続けて弱火で炒め、しんなりしたら、かぼちゃをいれて油をからめて炒める。
5.味を見ながら、塩・黒胡椒・カルダモンを入れ、白ワインをふってざっくり火が通ったら、水をひたひたに入れて、スープストックを入れるて煮る。
6.野菜に火が通ったら、味を見ながらお好みの濃さまで豆乳を入れる。
7.シナモンを足して味をみつつ、沸騰する前に火をとめる。
8.スープを器にとったら、お好みでミントを加えて完成。
ほんとに量も時間も書いてなくてテキトーですみません。今回のかぼちゃがかなり大きいサイズでしたので、玉ねぎも二つにしました。本来、粗熱をとったあと、ミキサーにかけてポタージュにするのですが、かぼちゃと玉ねぎが煮くずれていい感じなので、私はその食感を味わいたいたくてそのままいただきます。
大鍋に作ったので、残りはちゃんとポタージュにして冷凍する予定です。