まだまだ暑い日が続きますね。かまるの妹分ルカ子は暑いのが苦手なので、極力外に出ない日々が続いています。もう少し過ごしやすくなったら訪れたいカフェを調べるのが楽しい今日この頃です。
そんな中、この頃オープンしているカフェを調べていたら、ある特徴をもつことに気づきました。それは、健康に良いことをコンセプトにしたり、飲食の場であるカフェに止まらずライフスタイルに切り込んだ形態のカフェが多いということです。
そこで、最近私が訪れたカフェと、気になっているカフェをご紹介したいと思います。
代官山の新名所「KASHIYAMA DAIKANYAMA」
まずは最近訪れたカフェのご紹介を。下町ののんびりかつディープな雰囲気が好きな私ですが、仕事の関係上、代官山や恵比寿、中目黒に足を運ぶ機会が多く、「いつか行きたい」と思っていた代官山にあるカフェに先日ようやく行くことができました。
代官山駅から歩いて4分のところに2019年4月にオープンした「KASHIYAMA DAIKANYAMA(カシヤマ ダイカンヤマ)」。ファッション、食、デザイン、アートが集うをコンセプトにした、地下1 階から5階までの複合施設です。代官山という立地にふさわしい、おしゃれで洗練されたカフェやレストラン、数々のイベントを定期的に開催するギャラリー、そして世界中から厳選されたファッションが集うマーケットを展開しています。
photo Takumi Ota
KASHIYAMAというネーミングからわかる通りオンワードホールディングスが指揮をとっていて、一つのビルに多くのテナントが入っているよくある商業施設ではなく、オンワードホールディングスがプロデュースしたカフェやレストランが入っているのが特徴です(建物・内装、飲食、ファッション・カルチャーにそれぞれ著名人の監修をつけています)。
また、さまざまなクリエイターや団体、企業と出会うことで、新たな交流が生まれ豊かな生活づくりにつながっていく架け橋にもなっています。
食べるべきは絶品バスクチーズケーキ
こういったおしゃれスポットは気になるものの、実はあまり足を運ばない私。でも今回どうしても行きたいと思ったのは、フーディーな知人から「ここのバスクチーズが美味しい」とおすすめされたから。なのでもちろん、バスクチーズケーキとコーヒーをオーダーしました。昨今ブームのバスクチーズケーキは、ベイクドチーズケーキの一種でスペイン・フランスにまたがるバスク地方発祥のチーズケーキだからその名前だそう。
まったりとしたチーズケーキは絶品!またこのレモンソースが良い味を出していて、チーズケーキと合わせることでさわやかさが加わり素晴らしいハーモニーに。食べ応え十分なボリュームもうれしい。この日は仕事でクタクタになっていたので、あまい幸せが心身を満たしていきました…♡
おすすめの時間帯は平日13時頃
私が訪れた時間が平日の13時頃でしたが、広い店内の席は8割ほど埋まっていたもののすぐにお店に入ることができました。しかしお店を出た15時頃には並んでいる人も多く(こんなに暑い中!)、ティータイムは込み合うようです。お食事メニューもあるのでランチ時間に訪れるのがおすすめです。
そしてお客さんは99%女性で(男性もいるがカップルできている人)、しかも大学生くらいの若い子が異様に多い…。代官山という土地柄落ち着いた雰囲気かと思っていたのですが、とても賑わっていました。気になって調べたところ、「嵐にしやがれ」で紹介されたとのこと。このバスクチーズケーキが取り上げられたようで、確かにバスクチーズの注文率が高かったですね。
まだ侮れないテレビの力をありありと感じ、予期せず人間観察が楽しい時間となりました。
〈KASHIYAMA DAIKANYAMA〉
所在地 /東京都渋谷区代官山町14 番18 号
5F BAR 17:00-24:00
4F RESTAURANT 17:30-24:00
3F MARKET 11:00-20:00
2F MARKET 11:00-20:00
1F GALLERY 11:00-20:00 ※イベント・展示内容により変動
B1F CAFE 11:00-21:00
気になる!新しい価値を提供するカフェ
ここからは、今気になるカフェについてご紹介していきます。最近オープンしたカフェを調べていたら、目につくのは「健康志向」なカフェばかり。
これまでカフェというと、味はさることながら、お店の外観や内装、提供されるメニューがいかにフォトジェニックかということで話題になっていましたが、これからはまた違う価値観でカフェ文化が発展していきそうです。
プロテイン機能性ドリンクカフェ「newtra」
2020年8月3日にオープンしたばかりの「newtra(ニュートラ)」。渋谷MIYASHITA PARK至近にあり、プロテインシェイクを中心とした機能性ドリンクを提供するカフェ(テイクアウト専用)です。最近はボディメンテナンスのためにプロテインを飲む女性も多く、ついにプロテインをメインにしたカフェが登場ましたね。
フルーツミックスやコーヒー、チョコミントなどのフレーバーが10種あり、メニューによってホエイやソイのプロテインを使い分けています。
ドリンク以外でも今っぽいのが、モバイルオーダーを取り入れているところ。受け取り希望時間を決めて事前オーダーしておけば、店舗に並んだり待つこともなくテイクアウト可能。決済までスマホひとつです。
〈newtra〉
所在地/東京都渋谷区渋谷1-6-4 TheNeat青山1階
営業時間/平日 7:00-19:00
土日祝 9:00-19:00
ローカーボメニュー充実「最強のバターコーヒー」
国内ではまだ少ないグルテンフリー&低糖質をコンセプトにしたカフェ「最強のバターコーヒー」。代々木、池袋に続き3店舗目が2020年8月19日に神谷町駅直結でオープンしました。
バターコーヒーはコーヒー、グラスフェッドバター、そしてかまる流でも何度も取り上げたMCTオイルで作られていて、継続的に飲むことで、集中力・記憶力のアップ、脂肪分解の促進、腸内環境の改善など様々な健康効果が期待できるそう。
「最強のバターコーヒー」で取り扱うメニューはすべて管理栄養士が栄養価計算を行っていて、糖質量は全て10g以下。サラダやサンドイッチなどフードメニューもあるので、ダイエット中の強い味方となるカフェですね。
オンラインショップでは、コーヒー豆やグラスフェッドバター、MCTオイル、チーズケーキ、ガトーショコラが販売されています。気になる方はぜひチェックしてください。(尚、MCTオイルの選び方はこちらの記事でご紹介しています)
〈最強のバターコーヒー 神谷町店〉
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町1F
営業時間: 8:00~18:00(土曜日・日曜日・祝日定休)
あのコメダの新形態「KOMEDA is □」
名古屋発の喫茶店・コメダ珈琲の新形態、“地球とくつろぐ”ことを目指したプラントベース(植物由来)カフェです。2020年7月15日、東銀座にオープンしました。
「KOMEDA is □ 」というネーミング、□部分は読まずに「コメダイズ」と読みます。メニューで用いられている主原料の米+大豆=コメ・ダイズを表現し、□部分にはコメダで過ごす時間に感じる、魅力や価値(relaxingやdeliciousなど)をそれぞれ当てはめてほしいとのこと。
肉や魚を使わないバーガーなどのフード34種、パンケーキなどのデザート8種は、食からつながる幸せをプロデュースしている名古屋の企業べっぴんプラス株式会社と一緒に一年かけて開発したもの。フードのほかアルコールを含むドリンクもすべてプラントベースのものがそろっています。コーヒー好きの私が気になるコーヒーも、アラビカ種100%のサステナブルなコーヒー豆を使っているそうです。
〈KOMEDA is □ 東銀座店〉
所在地/東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア1階
営業時間/ 7:00-23:00
涼しくなったらカフェ巡りがしたい…
ご紹介したカフェ以外にも、訪れたいカフェやスポットがたくさんあります。コロナ渦に加えてこの酷暑なので、今は情報集にいそしみ、もう少し涼しくなったらカフェ巡りを楽しみたいと思っています。