美容・健康業界で話題の植物成分、CBD(カンナビジオール)配合のクラフトビールが、日本でも次々と発売される時代になりました。
直近では、静岡県・用宗漁港から、CBD配合のクラフトビール2種が発売されたという、ローカル発の興味深いニュースが!
今回は、その静岡のWest Coast Brewingが生み出した最新CBDビール情報を中心に、国産CBDビールの今をご紹介します。
日本初のCBDビール「Wink CBD CRAFT ALE」
記念すべき国内初のCBDビールは、2020年11月に登場した「Wink CBD CRAFT ALE」です。かまる新聞でいち早く取り上げたCBDブランド企業、Endoca(エンドカ)社からのCBD原料提供により開発に成功しました。
日本橋にお店のあるクラフトビール醸造所、アウグスビールが協力ということからも注目されたようです。
メンタルエナジービールと話題の「CBD Beer #chill&relax」
翌月の12月には、渋谷発の「CBD Beer #chill&relax」が発売開始から5日間で初回分即日完売し、話題となりました。宇田川カフェを運営する(株)LD&Kからで、醸造所はフルーツビールに定評のある元祖地ビール工場、サンクトガーレン。
メンタルエナジービールという響きがささったのか、CBDビールという存在が感度の高い若者にも広く知られることになりました。
静岡の醸造所から誕生した2種のCBDビール
そして2021年2月には、「Starwatcher CBD」、「Green Light」の2種が、静岡県・用宗漁港にクラフトビール醸造所を構えるWest Coast Brewingで誕生しました。どちらも、West Coast Brewingが得意とするホップの濃厚な香りが効いたIPAスタイルを採用。
1缶(500mL)あたりのCBD含有量は、本場海外のCBD入りビールとほぼ同等量に当たる15mgになります。CBDを配合することで、アルコールとの同時摂取で成分が発揮するパワーを高める“アントラージュ効果”が期待できるそうです。
では、この2種の詳細をお伝えします。
濃い甘みと苦味の好バランス「Starwatcher CBD」
「Starwatcher CBD」は、オレンジやメロンのようなフルーティーさに加えて、ほんのり針葉樹のような風味がします。
West Coast Brewingのフラッグシップビールの「Starwatcher」(通常タイプ)よりも少しだけフレーバーが強く感じられ、甘みはいつもよりやや濃いめ。苦みとのバランスもばっちりで、CBDビールに初トライする場合におすすめです。
【スタイル】CBD-Infused West Coast IPA
【品目】発泡酒
【原材料】麦芽、ホップ、CBD
【アルコール度数】7.0%
【容量】500mL
※業務販売用の樽商品(15L)は完売しています。
グレープフルーツと白桃のアロマを感じる「Green Light」
「Green Light」は、アルコール度数4.5%ながら軽すぎない飲み口には、グレープフルーツの印象にほんのりと白桃のアロマを感じられます。
さらにパイナップルのフレーバーと、少しだけ感じるウッディーさ、はっさくの優しい苦味が土台となって、満足度の高いSession IPAに仕上がっています。
【スタイル】CBD-Infused Session IPA
【品目】発泡酒
【原材料】麦芽、糖類、ホップ、CBD
【アルコール度数】4.5%
【容量】500mL
※業務販売用の樽商品(15L)は完売しています。
さて今回のCBDビールですが、特に疲労回復やストレス改善の手助けとなることが期待されています。それ以外のCBDの様々な効果などについては、以前のCBD特集記事を是非お読みください。
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