六神丸の製薬会社が開発!漢方入り入浴剤「スパハーブ」で温活&至高のバスタイムを

  • 2020年11月21日
  • 2020年11月23日
  • ケア
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コロナ禍において自粛生活が続いている2020年。外出を控えることが基本となり、自宅や会社で座っている時間が増えてしまった人は多いのではないでしょうか。運動不足による筋力の低下により冷え性の方が急増中の今、「温活」が性別や年齢を問わず大注目されています。

そういった中、京都の亀田利三郎薬舗から、天然生薬が配合された人気入浴剤の限定商品が発売されるというニュースが舞い込みました。ただ温めるのではなく、漢方の力で冷えやすい体質の改善効果が期待できるこの製品、同社のロングセラー民間薬「六神丸(ろくしんがん)」とは何かということと共にご紹介します。パッケージデザインも◎です。

天然生薬入り入浴剤で体の芯から温めよう

冷えたからだを温めるためには、ウェアやグッズなども必要ですが、日本人の体調ケアに昔から欠かせない漢方の活用がオススメです。それも和漢が。といってもそのために漢方薬を処方してもらうのはハードルが高いですし、ある程度継続できることでないと冷え性体質の改善には役立たないので、効果的なお風呂タイムに取り入れるのはどうでしょう

入浴剤は山のようにありますが、今回ご紹介するのは、​一世紀以上の歴史をもつ伝承薬「六神丸」で知られる京都の亀田利三郎薬舗のスパハーブです。

夏は暑く、冬は寒い、そんな京都の季節に対する知恵と老舗メーカーの技術で開発されたこの天然漢方入浴剤のシリーズ。生薬たっぷりのお湯にゆっくり浸かることで、体の芯まで温まり、ストレスも和らぐようにという強い想いがこもっており、生薬のみでケミカルなものは一切入っていません

また、パッケージのデザイン性の高さからギフトとしても人気のこの製品、見たことがある方も多いかもしれませんね。

実は私は「六神丸」の方の歴史や由来に以前からとても興味がありまして、次はそのことをご説明します。

伝承薬「六神丸」の歴史や由来

「六神丸」の成分は、麝香(じゃこう)、牛黄(牛の胆石)、熊胆(月の輪熊の胆嚢)、人参(オタネニンジン)、真珠、蟾酥(せんそ)が基本で、「六神丸」の名前はこの6つの神薬(高価で貴重な薬)でできているからという説がまずあります。

また、ルーツである中国で古くから信じられてきた四方の守護神、青龍(東)、白虎(西)、朱雀(南)、玄武(北)の四神に、上下の勾陳(こうちん)と騰蛇(とうだ)を加えて六神と呼んだことから、この神々の名を取り「六神丸」と称したとも。
さらに、五臓六腑から来ているという説もあります。漢方では、五臓(肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓)に心包(絡)をあわせて六臓といいます。六臓には、その機能を司る“神”があり、その六臓の“神”に効果があるという考え方から「六神丸」という名前が生まれたともいわれています。

「六神丸」は元々中国で創製された処方で、日本に伝来して処方に改良が加えられ、現在の「六神丸」が誕生しました。また、「六神丸」は登録商標ではないため、同名の製品が全国に存在するのが面白いところです。草分け的なものが、亀田利三郎薬舗の「六神丸」ということで、昔は輸入品だったものを国内での需要の大きさから約100年前にここが国産化を実現したとのこと。なお、有名な救心製薬の「救心」の原点となったのも、「六神丸」です。

温活におすすめの天然漢方スパハーブ2種

そんな「六神丸」の入浴剤バージョン6タイプの中から、「温活」の効果が特に高そうなもの2種の特徴を簡単にお伝えします。

「朱雀ゆ」は、薄荷(はっか)に加え、血液循環を高める 当帰 (とうき)・川芎(せんきゅう)、血液調整作用のある高麗人参のほかに、艾草(ヨモギ)か配合されています。特に冷え性の方に喜ばれるタイプ

また、「勾陳ゆ」には、心を鎮める効果の高い香木の一つ・沈香(じんこう)をはじめ、体を温める効果に優れた厚朴(こうぼく)、美肌も期待できる川芎や甘草(かんぞう)が配合されていて、香りの良さが不安やイライラなど女性特有の悩みを解消してくれます。

▲勾陳ゆ中身

「朱雀ゆ」と「勾陳ゆ」は、どちらも600円(税別)。

スパハーブ限定品が11月26日に発売!

定番品に加えて、「笑のゆ 丑(しょうのゆ うし)」という限定商品商品も2020年11月26日に発売となるそうです。

来年の干支をパッケージにあしらったもので、シナモンとクローブの2種入り、1,000円(税別)。 どちらも、赤い色が邪気を祓うと信じられている小豆を使用していて、解毒・利尿作用に加え、美肌効果も高いとされています。

日本で最も歴史をもつ民間薬、亀田利三郎本舗の「六神丸」は、今でも愛飲者がとても多い薬で、めまいや息切れ、心臓病などにも効くとされています。舞台に上がる前にそっと口に含むタカラジェンヌもいるそうで、緊張する場面や、冬になって気力が足らない今の私には、久々に必要かなと感じています。副作用がほぼないのが何より安心!
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