生理用ナプキンかぶれの救世主「布ナプキン」!実際の使い心地とお手入れ方法

今日は生理の時に不快な思いをしている女性へ、「布ナプキン」をご紹介したいと思います。私は布ナプキン愛用者なのですが、きっかけは友人からの誕生日プレゼントでした。

いただいた布ナプキンを使用してみてどうだったか?…結果からお伝えすると、とても快適!それからずっと使っています

かまるの重ーい生理事情・・・

もともと小学生から生理痛に悩まされてきました。ピルや漢方薬、そして加齢でずいぶんと軽減されたものの、夏には猛暑で、ナプキンかぶれをたびたびおこしてしまっていました。

市販の紙ナプキンやタンポンは石油系の材料で作られていて、経皮から有害物質が吸収されてしまうと前から聞いてたけれど、かといってナプキンを使わないわけにはいかないし、でもムレるから具合が悪くなってくるし…と堂々巡りで困っていたところでした。

布ナプキンを使って感じた変化

布にシフトしたら、中医学でいうところの瘀血タイプが原因なのか、経血が赤黒いレバー状だったのが減ってきて、しかも色が明るくなってきたんです。

さらに、トイレに行くたびに経血がまとめて出るようになったことが驚きでした。大昔の女性は排泄するみたいに血も出していたと聞いたのですが、自分でもそういうリズムが出来てきたのかしらと驚きました。

布ナプキンとは?

では布ナプキンとは何かというと、布でできていて洗って何度も使えるナプキンです。ムレやかぶれ、ニオイなど生理中の悩みを軽減してくれることで注目が集まっています。さらに生理痛が軽くなったという効果も感じているのは、私だけではないようです。

布ナプキンの使い方や交換タイミング

布ナプキンの使い方は通常のナプキンと同様です。紙ナプキンはショーツのクロッチにテープで貼って使用しますが、布ナプキンはスナップでクロッチを包み込んで装着します。

取り替えるタイミングも紙ナプキンと同じで、経血量に応じて交換します。ちょっと経血で汚れたからすぐに交換しなければ、ということはありません。個人差はありますが2〜3時間に1回程度でしょうか。経血量が少ないからといってつけっ放しにするのは、衛生的ではないのでおすすめできません(紙ナプキンでも同じですよね)。

外出先で交換した時には、ニオイや汚れ漏れを防ぐためにジップロックのように密閉できる袋に入れて持ち帰ります。洗濯の時に色が落ちやすいように、アルカリウォッシュを薄めたスプレーを経血部分にかけてから袋に入れるのもいいかもしれません。

布ナプキンは素材によってつけ心地さまざま

布ナプキンと一言でいっても、コットンや麻、シルクなど様々な自然素材の布ナプキンが販売されていて、つけ心地や特性が素材によってさまざまです。

  • コットン・・・吸水性や保温性に優れている。肌触りが◎
  • ガーゼ・・・さらっとしていて通気性が良い。軽いつけ心地
  • 麻(リネン)・・・汚れ落ちが良くて乾きやすい。耐久性も抜群
  • シルク・・・吸湿性、放湿性が良く、しなやかで心地よいつけ心地
  • ワッフル・・・凹凸素材で通気性に優れているので、夏場におすすめ
  • ネル(起毛綿織り物)・・・ふわふわしていて温かみがあり、布ナプキンではポピュラーな素材

他にもニットやパイル、和紙など様々な素材があるので、いくつかの種類を試してみて自分に合ったものを使うのがいいですね。

ちなみに最初にプレゼントされたのは、メイド・イン・アースの綿のワッフルとネルの両面ナプキンでした。厚めのしっかりした生地だったので、主に秋冬に使用していました。

湿気に弱い私は梅雨に体調を崩し、かぶれやすくなります。そこで次は、通気性がよい薄いナプキンをということで、シルクと麻素材を購入しました。シルクはあるでばらんの製品です。排毒作用もあるそうなので、小さいサイズをおりものライナーとしても使っています。経血量が多い日は、少し厚めのナプキンの上にこのシルクナプキンで巻いて使って対応しました。ここのは草木染めなので薬効効果もありそうでなかなかおもしろそうです。

麻も夏にはベタベタしづらく快適、しかも丈夫で洗濯に強いところがよかったです。麻製はほりすてぃっくで購入しました。

そして、布ナプキンにはこの前アップしたローズアフターを垂らします。(ローズアフター記事のリンク)経血のニオイも半減するのでいい感じです。

布ナプキンのお手入れは面倒?

布ナプキンを人に薦めても、「でも洗うのがめんどくさそう」でと尻込みする反応が多かったです。

確かに私も正直手間を感じています。紙ナプキンは使用後はトイレで捨てられるけど、布ナプキンはそうはいきません。使用前使用後を持ち歩かなくてはならないので、かさばります。また、経血がついた使用後のナプキンを持ち歩くことへの抵抗もあると思います。そして、帰宅後毎日洗剤につけ置きしてからもみ洗いの手間・・・。でも使用することで体調の変化を感じられたからこそ、面倒くささ以上に布ナプキンは使う価値があるんです。

ちなみに、経血量が多くて、布だけでは不安・・・という方もいると思います。あと、旅行の時はどうするの?とか。経血量が多い場合、こまめに布ナプキンを交換するのが一番ですが、なかなか席を立てない場合は、薄めの布ナプキンの下に紙ナプキンをつけると安心です。旅先も同じように、特に薄くて乾きやすいシルクの布製の下に紙製をつけていました。布製だけに比べてどうしても通気性が悪くなりますが、紙ナプキンの吸収力を優先しての対応です。時々はそんなやり方を入れ込みつつ、神経質にならないでともかく始めてみればいいと思います。

布ナプキンの洗い方3step

布ナプキンの洗い方は、手でゴシゴシ洗うわけではなくつけ置き&洗濯機洗いが一般的です。

  1. 経血が乾かないうちにさっとぬるま湯で洗う。経血の落ち具合によって軽く手もみ洗いを
  2. アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)を入れた水につけ置きする。数時間〜半日程度の時間が目安。容器はどんなものでも大丈夫。私は溶けだした血の色を見ないため、蓋つきのホーローバケツに入れてました。
  3. 洗濯機で洗う。他の洗濯物と一緒に洗ってOK!布ナプキンは痛まないようにネットに入れる

洗い終わったら形を整えて干します。生乾きでは不衛生なのでしっかり乾かしてくださいね!

生理中の不調や不快に悩む女性へ

生理中の悩みが、ナプキンを変えるだけで軽減するとは思っていなかった私。それからは布ナプキンが手放せません。以前の私のように生理中にツライ思いをしている方は、布ナプキンを一度使ってみてはいかがでしょうか。

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