足トラブルで見直したい「インソール」の役割と、シューフィッターおすすめ製品

好評だったフットケアとインソールについての記事で、シューフィッターさんにすすめてもらった「ペダック」のビバサマー。このインソールを、普段使いのスニーカーに入れて試してみました

せっかくなので、インソール自体の歴史も勉強してみたところ、ますますこの世界への興味がアップ!「ペダック」ビバサマーがセットされたことにより、足のケアレベルが高まったマイスニーカーについても、併せてご紹介したいと思います。かまるお気に入りの、シブかわいくて気持ちのよいスニーカーなんです。

インソールの必要性とその歴史

みなさんは、インソールとはどういった目的のために使うイメージでしょうか。日本では、消臭やサイズ調整などがその多くの理由ですが、元々インソールは、アーチ(土踏まず)をサポートするために開発されたものです。そんなインソールが初めて世の中に登場したのは1929年、「スポルティング」のゴム製アーチサポート・インソール、といわれています。まだ100年足らずの歴史ということですね。現代生活における運動不足が影響して、欧米ではアーチの低下による外反母趾や扁平足、O脚などの足の病が、すでに広く知られていたとのこと。

日本の場合は、靴の普及が戦後の1950年代以降のことですので、靴やフットケアを意識し始めてから、まだ半世紀足らずです。

その後、ヒールなどの使用が一般化し、靴に足をあわせるという不合理から生じるトラブルが出始めたことで、整形外科医達が中心となり治療的矯正を目的としたインソール開発が進みました。

進化を続けるインソールの役割

アーチのサポートから足の矯正へと進化して、近年は「オーバープロネーション」の解消としても注目されることに。

はじめて聞いたワードのこの「オーバープロネーション」とは、足裏のアーチが低下することで足に負担がかかり足首が倒れる現象のことです。アーチが無くなることで、足全体への衝撃を和らげることができなくなり、膝や股関節周りにまで悪影響が出てきてしまうことも。

特にランニングする方は覚えておくとよさそうです。

かまる愛用インソール「ぺダック」

足病医が発達しているドイツで開発された「ペダックは、1955年に誕生しています。日本では、靴使用への急速な社会変化がおきていた頃ですね。「ペダック」は、解剖学的根拠に基づき用途にあわせた様々なインソールを展開しているため、足や靴の悩みに応じたタイプを選択できるのがとても嬉しいです。

シューフィッターさんに選んでもらったビバサマーは、裏面のフットベッドが横アーチと内・外縦アーチを支えて、ヒールパッドの方は歩行時のかかとの衝撃を和らげてくれるとのこと。

じんじんと矯正されている感覚が、足裏から伝わってきます。さらに、表面の銀イオンが配合されたテリーコットンが汗を吸収し内部を清潔に保ってくれるだけでなく、通気性の高いシサル麻が靴の中をドライな状態としてくれるので、これからの梅雨と夏も安心です!手洗いもできますし。

ZOZOMAT活用でオンライン購入も◎

また、先週ZOZOMATで足を計測したためサイズにズレはなく、インソールをオンラインショップで購入する場合にもとても便利なことが確認できました。

日本人の足にフィット!備後発スニーカーに注目

さて、スニーカーですが、国産ブランドで、素材感やフィット感にこだわりのある方に人気の「スピングルムーヴです。

広島・備後発のハンドメイド・スニーカーで、パリコレやミラノコレクションでも使用された世界に誇るメイドインジャパン・ブランド。日本人の足型を研究し究極の履き心地を追求しているところに加え、私は柔らかな風合いのこのカンガルーレザーにハマっています。

足は第二の心臓といわれ、私たちの生活に大変重要な役割をもっています。履く頻度の高い「スピングルムーヴ」に「ペダック」のビバサマーが加わったことで、日々足を矯正してもらえていて、さらに足を疲労からも守ってくれ、、ちょっとお守りのようにも感じています。
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